漫画叙情詩・創る想い<lyric-poetry>

人生はかくも短きかな 漫画家に憧れた青年は まるで走馬燈のような時空を経、気がつけばはや白髪さえまじる。 時はだまって過ぎ往く。 .ここに四半世紀をつないで 漫画を世に送ります.

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色を感じた瞬間! ・・・  楠勝平作品 「茎」

「茎」と言う作品は、前編と後編とに分かれた52ページという比較的長い作品である。そのラスト3ページをピックアップしました。

茎1茎2茎3

私は初めてこの作品を読んだ時、ラストページの反物に鮮やかな色を感じて「ハッ」としました。モノクロ漫画で鮮やかな色彩を感じたのは、後にも先にも楠さんのこの場面以外記憶にありません。

楠さんの作品はいずれも短編です。それだけにどの作品もラストページに思いを込めています。読み終えた直後の印象が、短編では作品成功の成否です。同じ楠作品の「名刀」や「いざかや」のラストの小気味良い切れ味に似てなくもありませんが、それ以上に味わい深いものとなっています。そしてなんといっても、色彩を感じさせることに成功した唯一の作品ではないでしょうか。

ラストシーンでは「あしたのジョー」がピント来ますが、あれは大長編のラストです。私はこの「茎」のラストに、他の漫画家が成し得なかった、楠さんの「仕事の足跡」として驚きと感謝の気持ちを持っております。





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  1. 2009/03/03(火) 20:13:51|
  2. monologue(文章)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:12

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